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報道関係者各位
プレスリリース

2016.10.14 11:00
ユニ・チャーム株式会社

ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、社長:高原 豪久)は、軽い尿ケア専用品から大人用紙おむつを牽引するメーカーとしてお客様に様々な商品やサービスを提供しています。この度、男性の「トイレ事情・ちょいモレ事情」に関する実態調査を実施しました。今回その一部をご報告します。
(※リア充とは、現実の生活が充実している人のことを意味しています)



■調査のまとめ
(1) 男性のトイレ事情1
・男性の下着はトランクス派とボクサーパンツ派が二大派。
・外では立ってする派が9割以上だが、自宅では座ってする派が過半数を超える。

(2) 男性のトイレ事情2
・1日あたりの平均排尿回数は6.8回。
・以前と比べて「キレ」の悪さを実感している人が6割以上、残尿感を感じる人も7割超。

(3) 男性の「ちょいモレ」事情1
・何らかの「ちょいモレ」経験がある男性は20-50代平均で84.6%。
・タイプ別では「しずくモレ」「追っかけモレ」「伝いモレ」「おしゃれモレ」が上位。

(4) 男性の「ちょいモレ」事情2
・「ちょいモレ」について人目や仕事関連の不安が3~4割存在。

(5) 男性の「ちょいモレ」事情3
・「ちょいモレ」対処している人の約8割は、不安が軽減し、頻度・量も改善。
・また、自己肯定感が強く、人生を前向きに楽しんでいるなどリア充度が高い。



■今回の調査結果に対する、東京都リハビリテーション病院 副院長 鈴木 康之先生のコメント

今回の調査では興味深い結果が得られました。尿ケア専用品を着けることで安心感からストレスが軽減し、状態が改善することはあると思います。紙パンツを“安心のため使用する患者さん”は外来診療でもよく経験します。また、仕事・家庭のストレスも尿もれの要素になりえます。正常排尿には、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが大切ですが、ストレスはその悪化要因の一つです。



(1)男性のトイレ事情1
●男性の下着はトランクス派とボクサーパンツ派が二大派。
●排尿の仕方は「パンツの上・前穴から」が主流。「ズボンもパンツも脱ぐ」派も1割存在。
●外では立ってする派が9割以上だが、自宅では座ってする派が過半数を超える。

(1-1) あなたは、普段どんなタイプのパンツ(下着)を身に付けていますか。普段身に付けることがあるものをお選びください。(MA)

▼パンツのタイプ/▼世代別
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_1.jpg

パンツのタイプについては、ほとんどがトランクス派かボクサーパンツ派の2つに分かれました。
20-30代はボクサーパンツが多い一方で、40-50代ではトランクスが主流となる傾向が見られます。

(1-2) あなたは、排尿をするときにパンツのどの位置から出しますか。(MA)
排尿の仕方は、チャックを開けて「パンツの上」「パンツの前穴」からがともに3~4割の主流派ですが、中には「ズボンもパンツも脱ぐ」という人も1割以上存在していました。

(1-3) あなたは、外出先や自宅でどのような姿勢で排尿することが多いですか。(SA)

▼外での排尿の姿勢/▼自宅での排尿の姿勢
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_2.jpg

排尿の姿勢については興味深い結果が得られました。
外出先では「立ってする派」が9割以上と圧倒的ですが、自宅では「座ってする派」が過半数を占めました。
(自宅では、妻や母親から「トイレを汚さないで!」と強くプレッシャーを受けていることも考えられます)


(2) 男性のトイレ事情2
●1日あたりの平均排尿回数は6.8回。
●以前と比べて「キレ」の悪さや残尿感を感じている人が全体の6~7割、20代でも「キレ」が悪い男性・残尿男性が過半数を超える結果。

(2-1) あなたの1日当たりの排尿の回数はだいたいどのくらいですか。(SA)
1日当たりの平均排尿回数は6.8回。20代平均は6.0回、30代は6.9回、40代は7.0回、50代は7.3回と、世代が上がるにつれて平均回数も増加する傾向が見られました。

(2-2) 以前と比べて、排尿の「キレ」が悪くなったという実感はありますか。(SA)
排尿の「キレ」については、6割以上が以前と比べてキレが悪くなったと回答しました。
20代でも過半数がキレの悪さを実感しているという意外な結果となっています。
(「キレ」の悪さは加齢によるものと思われますが、必ずしもそうとは言えないようです)

(2-3) 排尿後も尿が全部出し切れていない感じ(残尿感)がすることがありますか。(SA)

▼出し切れていない感じ(残尿感)/▼世代別
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_3.jpg

「残尿感」についても調べてみたところ、全体の7割以上が排尿後も全部出し切れていない感じがあると回答しました。20代でも3人に2人が「残尿感」があるという結果が出ています。
(「キレ」の悪さと同様、「残尿感」についても、年代を超えた悩みとなっているようです)


(3) 男性の「ちょいモレ」事情1
●何らかの「ちょいモレ」経験がある男性は20-50代平均で84.6%。
●タイプ別では「しずくモレ」「追っかけモレ」「伝いモレ」「おしゃれモレ」が上位。

(3-1) あなたは「ちょいモレ」の経験がありますか。(SA)

▼何らかの「ちょいモレ」経験がある人/▼世代別
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_4.jpg

何らかの「ちょいモレ」を経験している人は84.6%と非常に高い回答率でした。
年代に関わらず、8割以上の男性が何らかの「ちょいモレ」を経験していると回答しています。

(3-2) あなたはどのタイプの「ちょいモレ」経験がありますか。(MA)

▼「ちょいモレ」のタイプ
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_5.jpg

排尿後のしずく残りで肌やパンツがちょこっと濡れてしまう「しずくモレ」の経験率は約8割、と最も多くの人が経験しています。また、排尿後の尿道に残った尿が後からちょろっとモレてしまう「追っかけモレ」が5割超、股間を伝って足の方にまでモレる「伝いモレ」も3割超の人が経験しています。
さらに、3割近くの人が経験したと回答した「おしゃれモレ」のように、最近の流行を取り入れることで「ちょいモレ」してしまう新しいタイプのモレも登場しています。
(股上の浅いズボンやボクサーパンツなどは、排尿しづらいことから尿道に尿が残りやすく、「ちょいモレ」に繋がりやすいようです)
(※「ちょいモレ」タイプの詳細は、本資料後半をご参照ください)


(4) 男性の「ちょいモレ」事情2
●「ちょいモレ」は職場で起きている。
●加齢が原因と思っている人が過半数だが、2割超の人は「ストレス」が原因と感じている。
●「シミ・ニオイ・バイ菌」の三大不安以外にも、人目や仕事関連の不安が3~4割存在。

(4-1) 「ちょいモレ」が起こるのは自宅と職場どちらが多いですか。(SA)

▼「ちょいモレ」の発生現場/▼世代別
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_6.jpg

自宅で「ちょいモレ」が起こる人より、職場で起こるという人が多いという結果が出ています。
特に若い世代で「職場モレ」の傾向が強く、20代では4割の人が「ちょいモレ」は職場で起こる方が多いと回答しています。
(20代のイマドキ男子は職場で強いストレスを感じているのかもしれません)

(4-2) あなたは男性の「ちょいモレ」が起こるのはなぜだと思いますか。
「ちょいモレ」の一因となっていると思うものをすべてお選びください。(MA)
「ちょいモレ」の原因に加齢を挙げる人が5割を超えるが、「仕事のストレス」「家庭のストレス」を合わせて「ストレス」が原因という人が、2割超と2番目に多い結果となりました。

(4-3) 「ちょいモレ」があることで、不安を感じるのはどのようなことですか。
項目それぞれに対する不安度をお答えください。(MA)

▼「ちょいモレ」による不安
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_7.jpg

「ちょいモレ」による不安は「シミ」「ニオイ」「バイ菌」が特に大きいという結果。
加えて、「色の薄いズボンをはく」「人前に出る」「近くに人が来る」などの人目を気にする不安を抱えている人が4割弱、「仕事に集中できない」「仕事のパフォーマンスが下がる」といった仕事関連の不安を挙げる人も3割弱と、多くの割合で存在していることが分かります。


(5) 男性の「ちょいモレ」事情3
●「ちょいモレ」していても6割以上が何も対策をとっていない。
●対策している人の約8割は、対策により不安が軽減し、頻度・量ともに改善している。
●「ちょいモレ」対策している人(特に尿ケア専用品を使用している人)は、自己肯定感が強く、人生を前向きに楽しんでいるなど、リア充度が高いという傾向。

(5-1) あなたが「ちょいモレ」対策として行っていることをすべてお選びください。(MA)
「ちょいモレ」していても、対策については「何もしていない」という人が6割超と多数を占めています。
対策しているという人も、おしっこ後に「振る」「絞る」「待つ」といったシンプルな対策を挙げる人が大多数でした。
(「ちょいモレ」を防ぐためにどのような対策を取ればよいのか分からないのかも知れません)

(5-2) 「ちょいモレ」対策によって「ちょいモレ」に関する不安は軽減しましたか。不安を感じていた項目についてお答えください。(MA)
「ちょいモレ」対策をすることで、どのような不安についても7~8割と大多数の人が「ちょいモレ」に関する不安が軽減したと回答しています。

(5-3) 「ちょいモレ」対策によってあなたの「ちょいモレ」発生頻度や量は改善しましたか。(SA)

▼「ちょいモレ」の発生頻度/▼「ちょいモレ」量の改善
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_8.jpg

「ちょいモレ」対策で、4人に3人以上が「ちょいモレ」の発生頻度・量も改善したと回答しました。
(不安が減少することでストレスがなくなり、好影響を与えていると考えられます)

(5-4) 各項目について、あなた自身にどのくらい当てはまるかお答えください。(SA)

▼自己評価(棒グラフは「とても当てはまる」「やや当てはまる」の計)
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_9.jpg

「ちょいモレ」対策をしている人は「自分が好き」「毎日が楽しい」「仕事が充実している」「アクティブに人生を楽しんでいる」といった自己評価が高く、リア充度が高いという傾向になっています。
中でも、尿ケア専用品を使用している人は、その傾向が突出しています。



■調査概要
調査対象:20~50代の既婚男性
回答者数:1,000人(各年代250人)
調査期間:2016年9月3~4日
調査方法:インターネット調査



■当社の考察
今回の調査結果から、「ちょいモレ」対策を取ることで、不安や症状が改善されるだけでなく、「毎日が楽しい」「仕事が充実している」などのリア充傾向が高くなり、尿ケア専用品を使っている方はその傾向がさらに強い、ということが分かりました。「ちょいモレ」は仕事への悪影響も及ぼすという結果も出ている為、構造的に「ちょいモレ」しやすい男性は、たかが「ちょいモレ」と放置せず、しっかり対処することをお勧めします。
当社では、他人には相談しにくい“尿もれ”の不安や悩みの実態を探求し、気軽に相談しやすい環境作りに加え、少しでも快適に過ごして頂く一助になれるよう、今後とも排泄商品や尿もれ情報の提供を通じてサポートを行って参ります。



■「ちょいモレ」のタイプ
https://www.atpress.ne.jp/releases/111755/img_111755_10.jpg



■鈴木先生プロフィール
1978年3月 岩手県立盛岡第一高等学校卒業
1984年3月 東京慈恵会医科大学卒業
1998年1月 東京慈恵会医科大学講師・泌尿器科診療医長
2011年1月 東京慈恵会医科大学泌尿器科診療副部長
2011年4月 東京慈恵会医科大学准教授
2011年7月 東京都リハビリテーション病院診療部長
2015年4月 東京都リハビリテーション病院副院長



■会社概要
社名  :ユニ・チャーム株式会社
設立  :1961年2月10日
本店  :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社  :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :1,297名[グループ合計13,901名](2014年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
     ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
     ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売



≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-041-062

ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/

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