印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2016.09.02 09:30
株式会社文祥堂

株式会社文祥堂(本社:東京都中央区銀座、代表取締役社長:佐藤 義則)は、間伐材の丸太、角材、板をそのまま使うオフィス・店舗家具「KINOWA」シリーズを販売開始します。

納入事例1
納入事例1

「KINOWA」URL: http://www.bunshodo.co.jp/kinowa


【「KINOWA」特長】
森林を整備する過程で発生する「間伐材」というエコロジーな資源があります。「KINOWA」は、この間伐材で家具を作っています。
一般的に、間伐材であっても無垢の木の家具は高価になりがちです。育林、伐採、搬出のコストに加え、複雑な加工と流通のコストがかかってくるからです。また、複雑な加工によって過度にデザインされた家具は、時として空間を選ぶことになることもあります。

そこで、「KINOWA」シリーズは、素材のままの形を活かし、複雑な加工を減らすことで、リーズナブルな価格と、シンプルなデザインを実現しました。
丸太にスリットを入れただけのスツール「CHOP」、角材の背割りにLEDを入れただけの照明機器「BEAM」、Lアングルの脚部に板を落とし込んだだけのテーブルなど、これ以上ないぐらい削ぎ落としたデザインは、どんな空間にも溶け込みます。

「KINOWA」シリーズのデザインは、横浜のデザインファームNOSIGNER(代表:太刀川 瑛弼)が担当しています。本シリーズの象徴的なプロダクトである照明「BEAM」は、2015年のDesign for Asia Awards(アジアデザイン大賞)でGold Award(金賞)、JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2015でウッドデザイン賞を受賞しております。

本シリーズの製作図面は、全て、サイトの各プロダクトページからダウンロードが可能です。国産木材、間伐材の利用を進めるプレイヤーが増える一助となるよう、図面をオープンソースにしています。


【「KINOWA」背景】
日本の国土の約7割は森林でおおわれています。その約4割が人の手によって植えられた人工林です。人工林は、枝打ちや間伐といった、人の手によるメンテナンスが必要不可欠です。しかし、主に経済的な事情によって、こうしたメンテナンスが施されず、荒廃した森林が増えつつあります。この問題が解決されるためには、国産木材・間伐材に新たな価値を付け、世に広く流通させる必要があります。

この問題は、一社で解決できる規模ではありません。この「KINOWA」シリーズをきっかけに、様々なアプローチの方法で、この問題に取り組まれる企業・団体が増えることを期待しています。


【製品スペック】
■BEAM(照明)
素材 :スギ
サイズ:幅1,820×縦75×横75mm
価格 :33,000円(税抜)

■CHOP(スツール)
素材 :スギ
サイズ:径260~280×高さ450mm
価格 :22,000円(税抜)

■TABLE
素材 :ヒノキ
サイズ:横1,800×奥行き900×高さ720mm
価格 :68,000円(税抜)

■SHELF
素材 :ヒノキ
サイズ:横900×奥行き400×高さ1,780mm
価格 :99,000円(税抜)


<商品詳細URL>
http://www.bunshodo.co.jp/kinowa


【会社概要】
会社名    : 株式会社文祥堂
創業     : 1912年8月1日(大正元年創業)
所在地    : 〒104-0061 東京都中央区銀座三丁目4番12号
資本金    : 5億163円
代表者    : 代表取締役社長 佐藤 義則
従業員数   : 196名(2016年7月31日現在)
売上高    : 434億円(2014年9月1日~2015年8月31日)
事業内容   : オフィス・店舗の設計・施工、オフィス用品の販売、コンピューターシステム開発、運用ならびに保守サービス、事務機・OA機器の販売、保管検索機器の製造販売、図面・文書作成等情報処理・加工、輸入業、リアルエステート
URL      : http://www.bunshodo.co.jp/


【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社文祥堂 CSR事業室
Tel: 03-3566-3517
URL: http://www.bunshodo.co.jp/kinowa

印刷する