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報道関係者各位
プレスリリース

2016.06.02 17:30
株式会社TYO ゼロスリー

 株式会社ティー・ワイ・オー(代表取締役:吉田 博昭、以下TYO)のクリエイティブユニット「03」(以下、ゼロスリー)は、プライム株式会社(代表取締役社長:今久保 公郎)が運営する高知県で生産された野菜通販サービス「土佐野菜」(https://tosa-yasai.com/)のビジネスモデルの設計を手掛けました。
 「土佐野菜」はゼロスリーのクリエイティブディレクター(CD)塩坂文緒が、サービス設計及びコミュニケーション戦略全般を担当。アートディレクションや映像制作を中心に携わったアートディレクター(AD)金谷尚和と共に、単なる野菜の通販とは一線を画した、全く新しい“田舎からの仕送り”のような野菜通販サービスを実現させました。

土佐野菜
土佐野菜

 「土佐野菜」のサービスの特長は、良質な野菜だけでなく、田舎かからの仕送りの様な真心が伝わる一手間が加えられていることです。高知県の豊かな自然環境の中で作られた野菜に、「土佐ばあちゃんからの便り」や「土佐野菜を使ったレシピ」「お裾分け袋」などを付け加え、コミュニケーションを重視した消費者体験を設計しています。


■クリエイティブエージェンシーが挑んだ “緻密なコミュニケーション戦略”
サービスとユーザーの関係性を可視化するカスタマージャーニーマップを作成。緻密にユーザー体験を検証。BtoCのサービスながら、CtoCのコミュニケーションを体験出来るサービスを目指しています。

■人が見えない通販だからこそ、こだわった。“生産者のぬくもりが伝わるパッケージ”
箱を開けると最初に目に飛び込んでくる、野菜に同封された便り。そこには土佐のことや、土佐のおばあちゃんのこと、そしておいしい野菜の食べ方等が綴られています。こだわり抜かれたクリエイティブが成す温かみは、ロゴをはじめ、リビングに置いてあっても違和感のない段ボールや、作り手の顔が見えるサイトなど、サービスの随所に落とし込まれています。


AD金谷が土佐野菜全体のデザインルールを作成。ウェブサイトをはじめ、ロゴ、段ボール、グラフィック等すべてのクリエイティブに反映。ウェブのページには、現地の生産者の想いが真摯に綴られている。

「土佐野菜」の魅力を体現するコンセプトムービー。土佐の美しい自然と、人々の優しさや豊かさを、AD金谷がアートディレクションした美しい映像で伝えている。岩手県出身のピアノ弾き語りソロアーティスト「日食なつこ」(公式HP:http://nisshoku-natsuko.com/)による書き下ろし楽曲が印象的。(動画URL:https://youtu.be/SmlCOFf1StI

CD塩坂とAD金谷が最もこだわったパッケージ。ダンボールはそのまま家庭で使用をしてもらえる為に、あえてミニマルなデザインに。ダンボールを開封すると真っ先に目に入るのは、麻紐でしばられた野菜と生産者の手紙、そして季節ごとの一輪の花。


~“仕送り“というアイディアは目からウロコでした。~(プライム株式会社 代表取締役社長 今久保 公郎 氏)
 土佐で農業を営んでいた祖父母の影響を受け、農業の修行させてもらってから、「土佐を第一次産業の農業から盛り上げていきたい!」という想いが出てきたことが発端です。農業に携わって、まず知ったのは、”必要としているのは販売経路”という事実でした。美味しい野菜や優れた農家は沢山あるのに、広く知られていない状況を変えるべく、あまり注目されていなかった土佐の野菜を多くの人に届けるサービスを始めようと思いました。
 どうやって高知の魅力を伝えるか、土佐の農業を盛り上げていけるか――― 悩んでいる最中に、ゼロスリーの塩坂さんと出会い、温かみを持った”おすそ分けの窓口”のような展開にしていくアイディアが生まれました。企業から購入する普通の通販のような感覚ではなく、まるで”仕送りをもらったように感じる印象操作”が鍵だったのです。
 この方向性を決めた構想段階から、ビジネスモデルの構築、サイトやパッケージまで、全体の設計を塩坂さんにプロデュースしてもらいました。ここまでコミュニケーション、クリエイティブに拘り抜いたものは他にないと思います。土佐から届ける野菜の便り。より多くの人に利用してもらいたいです。



担当クリエイティブディレクター 塩坂 文緒(Creative Director)
過去にHONDA、AUDI、三菱自動車、UNIQLO、au、docomo、CCJC、KIRIN、SUNTORY、三井不動産レジデンシャル、大塚製薬、SEIKO等のブランドを担当。インタラクティブ領域を軸足に、映像やグラフィック、イベント等、幅広い領域のクリエイティブディレクションを行う。社会課題の解決を目標に、話題性を生む企画、実行までをビジネスモデルにしながら進めていくTYO擁するチーム”出来事DESIGN”でディレクターを務め、活躍の場を広げている。

担当アートディレクター 金谷 尚和(Art Director)
企業(C.I)やブランド(B.I.)全体のアートディレクション及びWEBやプロダクトデザイン、建築のデザイン監修まで幅広い領域で活躍。グローバルコミュニケーションの実績も豊富。主なクライアントに、デサント、TOYOTA、東武鉄道、東芝など。ACC賞、日経広告賞、その他多数の受賞をもつ。



【土佐野菜について】
2016年6月2日、WEBサイトオープン。サービス本格スタート。(https://tosa-yasai.com/
農作物に必要な、水・気温・太陽・雨、そのどれもが日本トップクラスである高知県産のみにこだわった安心・安全のおいしい野菜。そこに加わる一番の自慢は、農家の方々のこころのこもった愛情。故郷からの仕送りを開封した時の、ぬくもりや驚き、嬉しい気持ちを感じられる野菜を届ける通販サービス。

・内容:時期や天候によって内容が異なる旬の野菜をセットで販売
・販売価格:[小]2,980円(税抜)10品目 [大]3,380円(税抜)13品目
・送料:全国無料(沖縄・離島は別途500円)
・配達時間:翌日AM、12-14時、14-16時、16-18時、18-20時、20-21時
・営業時間:平日10〜17時、(土曜日・日曜日・祝祭日は休日)
・提供農家:れいほく未来、南国スタイル、和田農園、吉田農園



【ゼロスリーとは】 (オフィシャルサイト http://zero3.tokyo/
広告企画制作会社である「TYO」のユニットのひとつ。コミュニケーション全体を設計する新しい価値を持ったユニットとして機能している“クリエイティブディレクションに特化”したブランドで、入り口からアウトプットまで最適なコストとスピード感で、“利益を生むクリエイティブ“を実現しています。

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