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プレスリリース
2010年04月02日
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社
代表取締役社長 朝比奈 進

GMS・ホームセンター・家電量販店チャネルの
電動アシスト自転車の売れ筋動向

春のセールスシーズンを控え、前哨戦となる年末年始の動向に注目

タイプ別販売数量構成比
タイプ別販売数量構成比
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈 進)は、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店(以下、量販店)の販売実績を基に、年末年始(2009年12月期~2010年1月期)の電動アシスト自転車(以下、電動自転車)の売れ筋動向について発表した。

【概要】
 ・シティ/ミニサイクル/スポーツタイプとモデルも増えたが、定番のホームタイプが市場の8割強を占める。
 ・売れ筋は8万円~9万円台。その次に6万円台。コストパフォーマンス重視の消費者視点が窺える。
 ・各メーカーの売れ筋モデルおよび実売平均価格から各社の販売戦略が垣間見える。

 自転車の本格商戦期は新生活が始まる3月から5月のゴールデンウイークまでと言われている。この春のセールスシーズンを控え、前哨戦ともいえる年末年始における電動自転車の販売動向を検証した。

【タイプ別販売数量構成比】
 タイプ別の販売数量構成比では、一般的にママチャリと呼ばれるホームタイプが全体の8割強を占めた。販売モデル数も圧倒的に多く、電動自転車の需要は子育てママを含む主婦層が主流となっていることが明らかである。

タイプ別販売数量構成比
URL:http://www.atpress.ne.jp/releases/14370/1_1.jpg

【タイプ別売れ筋モデル】
 主流のホームタイプでは、各社の主力モデルがそれぞれランクインした。
 その中で、最大手のパナソニックは、お手頃な廉価モデルのアルフィットビビと価格がやや高めの高機能モデルのリチウムビビ・DXがそれぞれ1位と2位を占め、量販店チャネルでの同社の強さを改めて印象付けた。
 三洋電機は、高めの価格ながら回生充電機能を前面に長距離走行実現をアピールしたフラッグシップモデルのエネループバイクSPAが3位にランクインとなった。
 ヤマハは、機能とカラーが充実したコストパフォーマンスの高い定番モデルのPASリチウムSが4位にランクインした。一方、ブリヂストンは、価格が高めとなる幼児2人同乗基準適合車モデルのアンジェリーノアシスタが子育てママの需要をしっかりと取り込みランクインした。これは、ブリヂストンが、客単価が比較的高い家電量販店チャネルでの販売を意識し、他社主力モデルとの差別化を図った販売戦略が奏功した結果と思われる。

ホームタイプ 販売数量TOP5 ランキング
URL:http://www.atpress.ne.jp/releases/14370/2_2.jpg

 シティタイプでは、パナソニックのエーガールズが全体の約4割を占め、圧倒的な人気を集めた。
 従来の子育て主婦をターゲットにしたホームタイプとは異なり、ヤング女性層にターゲットを絞り、形状、デザイン、カラーバリエーションに工夫を凝らしたスタイリッシュなモデルとなっている。実売で10万円を切る価格帯で比較的高めのモデルながら、金銭感覚に厳しい女性の購入意欲を促進した事例といえる。
 また三洋電機のエネループバイクSPHも実売で7万円強とお手頃な価格帯で支持された。

 ミニサイクルタイプでは、品数が豊富でフルラインナップを擁するパナソニックが他社を圧倒した。
 その中で、折りたたみができる三洋電機のエネループバイクSPJが2位につけ、健闘した。折りたたみができるモデルとしてパナソニックのオフタイムも同3位にランクインした。両モデルはユーザの保管省スペースニーズを捉え販売成果を上げていると思われる。

 スポーツタイプでは、パナソニックの2モデルが強みを見せた。スポーツタイプモデルはギア変速や軽量アルミ材質等を採用する高機能モデルとなるため、実売価格帯が11万円~15万円台と割高となる。10万円を切るモデルが主流のシティタイプやミニサイクルタイプに比べ、高価格がネックとなり、需要が伸び悩んでいるものと思われる。スポーツタイプの需要層は元々電動アシストを必要としていないとする見方もあり、今後の需要動向が注目される。

シティタイプ・ミニサイクルタイプ・スポーツタイプ 販売数量TOP5 ランキング
URL: http://www.atpress.ne.jp/releases/14370/3_3.jpg

【実売平均価格推移】
 主要メーカーの実売平均価格の推移を2009年10月期から2010年1月期まで見てみると下記「メーカー別実売平均価格推移グラフ」のようになった。
 売れ筋価格帯の8万円~9万円台がボリュームゾーンとなっており、主要3社の実売平均価格も同価格帯で推移した。こうした中、ブリヂストンは先述の通り高価格帯の幼児2人同乗基準適合車モデルを中心に販売展開しているため、唯一10万円ラインを上回る実売平均価格を維持した。今後はボリュームゾーンへの取り組みが課題と思われる。
 また宮田工業は、廉価モデルを6万円を僅かに切る価格帯で展開していることが分る。なお、ヤマハの1月期の実売平均価格の下落は、主力モデルの新モデルへの切り替えのため、旧モデルの値下げ販売による影響であることが窺える。
 3月から5月連休まで、自転車のセールスシーズンが佳境を迎えるため、各社の新モデル導入や価格戦略により販売動向がどの様に推移するか注目したい。

メーカー別実売平均価格推移グラフ
URL: http://www.atpress.ne.jp/releases/14370/4_4.jpg


≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する調査会社、GfKグループの関連会社である。オプティックス製品に特化した市場調査及びサービスを提供するべく、2007年10月にジーエフケー・オプティックス・ジャパン株式会社として設立された。対象とする事業分野の拡大に伴い、ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社に社名を変更し、POSデータ・店舗監査データを基に推計した、市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供している。
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ホームタイプ 販売数量TOP5 ランキング
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シティタイプ・ミニサイクルタイプ・スポーツタイプ 販売数量TOP5 ランキング
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メーカー別実売平均価格推移グラフ
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ジャンル その他乗り物
カテゴリ 調査・報告
キーワード
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