ジェイケミカル株式会社

新商品「プロガードライスキープ」を10月6日に発売　新米の水分量を3年間キープ、真空・乾燥剤不要で常温保存を実現

商品

2025年9月30日 13:00

ジェイケミカル株式会社(本社：東京都文京区、代表取締役：高梨英通)は、2025年10月6日より、新たな高機能保存袋「プロガードライスキープ」を発売いたします。本製品は、従来の常識を覆す「常温保存」を可能にし、お米の美味しさと鮮度を長期にわたり維持できる画期的な保存袋です。

プロガードライスキープ　リーフ1

■開発の背景

日本の食卓に欠かせない「お米」は、時間の経過とともに風味が落ち、虫やカビのリスクにもさらされます。従来は真空パックや乾燥剤・酸化防止剤を併用する保存方法が一般的でしたが、コストや手間がかかるうえ、十分な保存効果を得られない場合もありました。

さらに、家庭での保存環境には大きな課題があります。某大手家電メーカーが2021年に実施した「炊飯習慣に関する調査」によると、購入後にお米を冷蔵庫で保存している家庭はわずか約1割にとどまりました。一方で、「冷蔵庫で保存すべきと思っていてもスペースがない」と回答した人は約4割にものぼり、冷蔵保存が現実的には難しい状況が浮き彫りとなっています。

実際に、インターネットリサーチ会社が行った調査では、「米びつに入れて常温保存」している人が約50％、「袋のまま常温保存」している人も約26％に達しており、常温保存が家庭における主流であることが裏付けられています。さらに、他のリサーチ会社の調査においては、「お米を常温で保存している」と回答した人は81％という結果も出ており、常温保存ニーズの高さは一層明確です。

当社ではこうした生活者の声を踏まえ、「冷蔵庫に入れずにお米を美味しく保存できる袋はないのか」とリサーチを行いましたが、当時市場にはそのような商品は存在しませんでした。一方で、当社のベストセラー商品である「きものキーパー」は、特殊三層フィルムによって虫干し不要を実現し、多くのお客様から効果を実感いただいています。この技術を応用することで、「常温でも虫が湧かず、風味も劣化しない米袋」を作ろうと考え、開発に着手しました。

■商品概要と特長

今回発売する「プロガードライスキープ」は、当社が独自開発した国際特許取得の三層構造フィルム「プロガード」を採用しています。これにより、従来の米保存にはなかった革新的な機能を実現しました。

＜3大ポイント＞

1. 新米の水分量を3年間キープ

保存中もお米本来の食感と美味しさを維持。

2. 常温保存が可能

冷蔵庫や真空パックに頼らず、家庭で手軽に保存。

3. 乾燥剤・酸化防止剤不要

添加物や手間をかけず、自然なまま長期保存。

■その他の特長

● 酸化による風味劣化を防止：保存中もお米の美味しさを保持

● 虫の侵入・繁殖を防ぐ：安全で清潔な保存環境を確保