プレスリリース
国土交通省が主導する自動物流道路 搬送機器の実証実験として Cuebus株式会社の都市型立体ロボット倉庫CUEBUSを採択
Japan Mobility Show 2025(10/30~)にて先行提示
都市型立体ロボット倉庫システム「CUEBUS(キューバス)*」を提供する、Cuebus株式会社(東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:大久保 勝広)は、このたび国土交通省による「令和7年度自動物流道路の社会実装に向けた実証実験」における「ユースケース2 本線単路部:搬送機器の自動走行」の実施者に採択されました。
*超高密度保管でも全台同時稼働によって超取出効率が特徴。全方位走行可能な独自開発リニアモータがコア技術
本実証実験は、東京-大阪間を結ぶ500kmの自動物流道路における荷物の自動搬送機器として、CUEBUSの技術的な課題の検証と運用条件の整理を目的に実施します。
当社は、都市型立体ロボット倉庫「CUEBUS」の開発で培った自動搬送技術を活かし、物流の効率化と省人化に寄与してきました。実証実験では、倉庫内の自動化に加えて「長距離輸送の自動化」という新たな領域に参画し、次世代の物流インフラ構築に挑みます。
■ 国土交通省 「令和7年度自動物流道路の社会実装に向けた実証実験について」
● 報道資料 : https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001993.html
● 実証実験期間: 2026年2月2日(月)~2026年2月28日(土)
● 実証実験場所: 国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)
自動物流道路走行イメージ1
【自動物流道路とは】
自動物流道路(Autoflow Road)は、道路空間に物流専用のスペースを設け、クリーンエネルギーを電源とする無人化・自動化された輸送手段によって貨物を運ぶ新たな物流システムです。物流危機やカーボンニュートラルの実現といった社会の変化に対応することを目的としています。
自動物流道路は、次世代のインフラ網を構築するための大規模な国家プロジェクトで、数千億〜数兆円規模の投資が見込まれています。当社は、このプロジェクトへの参画を、物流業界におけるリーディングカンパニーとして飛躍するための重要な契機と位置づけています。 実証実験を通じて自動物流道路の社会実装を確実に実現し、深刻化する輸送力不足を解消するとともに、物流コスト削減を通じて年間で数千億円規模の経済効果を創出します。
■ 国土交通省「自動物流道路(オートフロー・ロード)」
https://www.mlit.go.jp/road/autoflow_road/
【Japan Mobility Show 2025 への先行提示】
来年2月の実証実験に先立ち、2025年10月30日より東京ビッグサイトにて開催される「Japan Mobility Show 2025」において、自動物流道路仕様の「CUEBUS」を先行展示いたします。
Japan Mobility Show 2025ブースイメージ
■ 実物大模型展示
自動物流道路仕様に適合したCUEBUSの実物大モデルを公開
■ 来場者体験スペース
来場者自身が操作できる、都市型立体ロボット倉庫 CUEBUS 75L100kgモデルを用いた体
験型試遊コーナーを設置
■ Japan Mobility Show 2025 公式サイト
https://www.japan-mobility-show.com/
本展示会にお越しの際は、当社のブースにお立ち寄りいただき、先進的な技術と物流インフラの未来像をぜひご体験ください。
【Cuebus株式会社について】
当社は、全方位走行可能な独自開発リニアモータをコア技術とした都市型立体ロボット倉庫CUEBUSの開発・提供をしています。
「CUEBUS」は、「(1)超収納効率(通路不要・天井ギリギリまで収納可能)」「(2)超スループット(すべての棚を同時かつ即座に動かせる)」「(3)超柔軟性(誰でもどこにでも短期間で簡単に設置可能なシンプル構成)」の3つを実現した、世界で唯一の都市型立体ロボット倉庫システムです。
さらに当社は、倉庫管理システムや業務アプリケーションを含むソフトウェアも自社で一貫して開発・提供しており、ハードとソフトを統合したプラットフォームの強みを活かして、物流現場の生産性向上や人手不足といった業界課題の解決に貢献しています。
社名 : Cuebus株式会社
所在地 : 東京都台東区蔵前1丁目3番地16号 蔵前JPテラス物流棟7階
代表者 : 大久保 勝広
設立 : 2015年2月
事業内容: リニア駆動型ロボット倉庫CUEBUSのハード/ソフトウェア開発・販売
資本金 : 3億4,345万円
URL : https://cuebus.jp/