ヒトとモノの動きを位置情報で分析できる 「Target Movement Analysis」を発表

~カメラの設置が難しい場所でも調査・分析が可能~

屋内位置情報サービスの株式会社タグキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役:鳥居 暁、以下 タグキャスト)は、位置情報分析サービス「Target Movement Analysis」を2014年10月6日(月)に発表しました。

画面イメージ 1
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「Target Movement Analysis」(以降、TMA)は、従来のTAGCASTビーコンをさらに小型にしたTAGCAST Badgeを使用して、ヒトやモノに付けることで行動(移動)を分析できます。分析方法は、ルート(経路)とヒートマップ(滞在時間の重み付け)の2種類があり、分析結果はWebブラウザでわかりやすく見ることができます。

TMAは、店舗の販売スタッフや工場などのカメラの設置が難しい場所の行動分析、倉庫のパレットの移動状況や配置場所の把握、セキュリティ施設の警備員や清掃員の滞在場所や滞在時間の管理にも利用できます。TMAは、初期費用30万円~、月額費用10万円~を予定しています。費用は分析の範囲や精度、TAGCAST Badgeの数により変わります。商用サービスの開始は、2014年12月頃を予定しています。


当社はCEATEC JAPAN 2014に出展しており、TMAは会場でも体験することができます。また、2014年10月7日(火)15時から当社ブース(ライフ&ソサエイティステージ「2L37」)でTMAの記者向けの説明を行います。

URL: http://www.ceatec.com/ja/


【TAGCASTについて】
TAGCASTは、TAGCASTビーコン(Beacon)によりBluetoothでスマートフォンにデータを送り、特定のアプリでTAGCASTクラウドと連携して位置情報などのデータを受け取れるサービスです。2012年に開発されたタグキャストの独自技術であり、国際特許出願中です。TAGCASTは、iPhoneおよびAndroidの最新OSに対応しています。

TAGCASTは、スマートフォンアプリでGPSを利用するのと同じく、位置情報を利用できるプラットフォームです。施設内に居ることをアプリが判断できることで、様々なサービスを進化させることができます。例えば、来店を判断できるため、ポイントの配布やクチコミに来店証明を付与することができます。
アプリ開発企業は、GPSを利用するのと同じ感覚で、場所を特定したサービスを提供できます。店舗や施設はTAGCASTビーコンを設置するだけで、「その時、その場所」に合わせた革新的な体験や集客を実現することができます。

TAGCASTビーコンの電波が届く範囲は約10m程度。小型のため設置が簡単で、電池で約1年間利用できます。TAGCASTの屋内位置情報に対応している場所は地図上に表示し、専用Webサイトで位置情報と共に簡単に管理できます。

現在、ウェアラブルや太陽電池などのTAGCASTビーコンも開発中です。当社ではBluetoothとスマホの最新技術を活用して、次世代の社会インフラの実現を進めて参ります。

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