元教員と児童、絆で育んださつまいもをレトルトカレーに  せらにし小学校 やきいもカレー発売!

    商品
    2025年2月28日 14:15

    レトルトカレーにより食品ロス削減を図るMOTTAINAI BATON株式会社(所在地:東京都国分寺市、代表:目取眞 興明(読み:めどるま こうめい)、以下「モッタイナイバトン」)は、2025年3月6日(木)に、ガス事業などを展開するユニオンフォレスト株式会社(所在地:広島県呉市、以下「ユニオンフォレスト」)と広島県世羅町立せらにし小学校が共同開発した『せらにし小学校 やきいもカレー』を当社公式オンラインショップ等にて発売します。

    モッタイナイバトンがカレー開発をコーディネートし、レシピの考案やパッケージデザインの制作などを支援しました。


    やきいもカレーオモテ

    やきいもカレーオモテ

    やきいもカレーウラ

    やきいもカレーウラ


    ■元教員と学校が10年育てるサツマイモ。カレー開発に活用で新たな食育と学びを!

    ユニオンフォレストの取締役で、同社の農業事業「ReSEED農園」(世羅町)などを運営する森澤祐佳さんは、せらにし小学校の児童たちとサツマイモの栽培に取り組んでいます。森澤さんがせらにし小学校で教員をしていたことが縁で、2015年から始まりました。「一年を通して畑の変化を感じ、野菜を育てる楽しみを身近に体験してほしい」との思いで約10年間活動を続けています。


    毎年、子どもたちは森澤さんや農園スタッフと協力して、学校の隣にある畑で苗の植え付けや草取り、芋掘りなどを行っています。収穫したサツマイモは地元の給食センターに提供し、みそ汁やシチューの具材として子どもたちに楽しまれてきました。


    今年から町内2つの給食センターが統合・新設されるのに伴い、十分な量を提供できない可能性があることから、新たな活用法を検討することに。その中で、ユニオンフォレストとモッタイナイバトンがつながり、子どもたちと一緒にサツマイモを使ったカレー開発を行うことになりました。



    ■レシピとパッケージには子どもたちのアイデア満載!みんなで作り上げたカレー

    5・6年生30人が中心となってカレー開発に取り組みました。2024年11月にモッタイナイバトンの目取眞代表がせらにし小学校で食品ロスについての授業を行い、子どもたちと一緒にカレーのコンセプトや販売方法などについて考えました。サンプル品の試食会では、児童から「サツマイモは大きくした方が良い」、「シイタケが嫌いな人でも食べられるようにもっと小さくしたらどうか」などのアイデアが積極的に出され、レシピの改良に反映されました。


    パッケージデザインには、子どもたちが描いたキャラクターや絵をできるだけ生かし、ユニークなパッケージが完成しました。レトルトパウチの飾りとして、児童が描いた全てのデザイン画をシールにして貼り、箱を開けても楽しめる仕掛けを施しています。


    子どもたちと話し合う様子

    子どもたちと話し合う様子

    子どもたちが描いたデザイン案

    子どもたちが描いたデザイン案


    ■「広島生まれ」にこだわった、地球にも体にも優しい『やきいもカレー』

    『やきいもカレー』は、できる限り広島の食材を使い、県内の近いエリアで製造することを目指して作られました。昨年10月に児童が収穫したサツマイモ約50キロは、ReSEED農園が運営する呉市の「PEAceNUTS Cafe」で焼き芋に加工。焼き芋はせらにし小学校から車で約15分の場所にある加工会社の「おこめん工房」(三原市)に運ばれ、『やきいもカレー』が誕生しました。


    おこめん工房の協力のもと、広島県内で採れた規格外の玉ねぎやにんじん、りんごを活用し、豚肉も広島県産を使用しました。小麦アレルギーの方でも食べられるように、米粉のカレールーでグルテンフリーに仕上げています。焼き芋の風味と甘味がルーに溶け込み、サツマイモのホクホク感とアクセントのクミンが食欲をそそる一品です。


    収穫体験1

    収穫体験1

    収穫体験2

    収穫体験2

    収穫体験3

    収穫体験3


    ■世羅町立せらにし小学校 重谷美保 校長のコメント


    重谷美保 校長 プロフィール画像

    重谷美保 校長 プロフィール画像


    せらにし小学校では、「食育プロジェクト」の取組として、「つばきっこふれあいファーム」で、全校児童・地域・企業の方々が集まり、サツマイモの栽培を行っています。生産の喜びや苦労を味わい、関わってくださっている人たちや食べ物への感謝の気持ちを育むことを目的としています。

    食材は全校児童が1,000本の苗を植え、収穫したさつま芋を地元企業ReSEED農園さんに焼き芋にしてもらったものです。できあがった『せらにし小学校 やきいもカレー』は、焼き芋と細かく刻んだシイタケの入ったピリ辛のオリジナルカレーです。焼き芋の甘さは子どもたちに、シイタケのうまみは大人に喜ばれることまちがいなしです。子どもから大人まで楽しめるカレーをぜひご賞味ください。



    ■ユニオンフォレスト株式会社 取締役 森澤祐佳さんのコメント


    森澤祐佳さん プロフィール画像

    森澤祐佳さん プロフィール画像


    このプロジェクトは、子どもたちに農業をもっと身近に感じてもらいたいという想いから始まりました。自分たちの手でサツマイモを植え、育て、収穫し、さらには食べる――そんな一連の体験を通じて、農業の大切さや、食べ物がどのように私たちのもとに届くのかを学んでほしいと思ったのです。

    給食センターの協力のもと、収穫したサツマイモを実際に学校給食の献立に取り入れてもらい、子どもたちは「自分たちが育てたものを食べる」という喜びを実感しました。また、地域の農業法人の方から田んぼをお借りして畑を作ることで、学校・地域・企業が一体となったプロジェクトになったことは、大きな成果だったと感じています。

    今回、MOTTAINAIBATONさんとのコラボレーションにより、サツマイモを焼き芋にし、それをカレーにするという新たな挑戦が生まれました。この取り組みを通じて、フードロスや備蓄食の可能性について、子どもたちがより深く学ぶきっかけにもなりました。

    この「やきいもカレー」は、多くの方々の協力とご縁によって生まれたものです。子どもたちが一生懸命育てたサツマイモを活かし、食を通じて学び、地域とつながる。そんな想いが詰まったこのカレーが、たくさんの方々の食卓に届き、温かい気持ちとともに味わっていただければ嬉しいです。



    ■商品概要

    商品名 :せらにし小学校 やきいもカレー

    参考売価:750円(税込)

    発売日 :2025年03月06日

    販売場所:MOTTAINAI BATON 公式オンラインショップ

    https://mottainai-baton.com/collections/item



    ■MOTTAINAI BATON株式会社の概要

    社名   :MOTTAINAI BATON株式会社 https://mottainai-baton.com/

    代表者  :代表取締役 目取眞 興明(めどるま こうめい)

    本社所在地:〒185-0012 東京都国分寺市本町3-12-18-201

    設立日  :2021年10月1日

    業務内容 :レトルトカレーの販売、イベント企画・開催(メドルマフーズ)

          食品ロスを活用したレトルトカレー「BATON CURRY」の

          商品企画・共同開発、および同商品の小売・卸売 など


    MOTTAINAI BATONは、社会課題に対して目的意識を持つ企業との連携を図ることで、持続可能な食品ロス削減への取り組みを行っていきます。SDGsに貢献できるサステナブルな一般販売商品の開発ほか、イベントノベルティの制作相談も随時受付けております。

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    やきいもカレーオモテ
    やきいもカレーウラ
    子どもたちと話し合う様子
    子どもたちが描いたデザイン案
    収穫体験1
    収穫体験2
    収穫体験3
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    森澤祐佳さん プロフィール画像