Roxtec LabSeal™ 新製品のご紹介– 気密性に優れたケーブル・パイプ貫通部

    研究室やクリーンルームに理想的な衛生設計の貫通部密閉ソリューション

    調査・報告
    2025年8月20日 15:00
    FacebookTwitterLine

    2025年8月20日(日本語版)

    製薬、バイオ製薬、バイオテクノロジー分野の研究室やクリーンルームに設けた配線・配管の貫通開口部を密閉する貫通部シールには、気密、ガス密、水密、耐火性能が備わっていると同時に、清掃や点検が容易に行える機構も必要になります。 Roxtec LabSeal™ は、このような高度な気密施設の用途に合わせて開発されました。

    このような高度な要件が課せられる環境を設計、建設、所有、管理・運用する場合は、安全性、気密性、清掃のしやすさを考慮する必要があります。 気流を制御し、壁や天井に設けた配線・配管貫通部から物質が漏れ出るリスクを回避する必要があります。 また、ケーブル・パイプ貫通部シールをはじめとする全ての受動的安全システムは、清潔な状態を維持しやすい機構でなければなりません。

    高度な気密環境に合わせた製品設計

    Roxtec LabSeal™ は、GMP (Good Manufacturing Practices / 適正製造規範) ガイドラインに沿って、衛生に配慮したデザインになっています。 アルミ製のフレームは手入れがしやすいよう粉体塗装仕上げにし、表面を滑らかにして端部の水捌けをよくしています。圧縮ユニットは一体型構造にし、取付けネジは表に出ない仕組みです。 GMP が定める クリーンルーム 環境の要件を満たしているため、ほとんどの施設で安心して使用できる製品です。

    ・GMP ガイドラインに沿った衛生設計
    ・清掃が簡単なデザイン
    ・グレード A、B、C、D (ISO 5-8) のクリーンルーム向け

    あらゆる面で安全かつ清潔

    他にも優れた特長があり、Roxtec LabSeal™ は研究室やクリーンルームの用途に理想的な選択肢となります。 スペース効率が高く軽量。しかも施工、メンテナンス、点検が簡単です。 貫通部とその構成部品は、様々な認証機関で試験を受け、その性能が認められています フラウンホーファー認証 (14644-1 規格:粒子放出 Class 1) を取得しており、E30 の耐火性能を備えています。 ネジは、EHEDG (欧州衛生工学設計グループ) 認証を取得していて、Roxtec 組立ゲルホワイトは粒子放出の試験をクリアしています。

    ・軽量
    ・高いスペース効率
    ・取り扱い、メンテナンス、点検が容易

    拡張・更新に便利な「未来に備えた」デザイン

    確かな気密性を確保できるこの Roxtec LabSeal™ は、構成部品が非常に少なく、取り付けボルトの穴は表側に出ないデザインになっています。 他の Roxtec 製品と同様に、構成部品であるシーリングモジュールには Roxtec が独自開発した Multidiameter™ の技術が採用されていて、様々な外径のケーブルやパイプに適応できる仕組みです。 そのため、完工間近の設計変更にも対応しやすく、現場で想定外のサイズの配線や配管があったとしても施工担当者がその場で即対応できます。 このユニークな特徴により、予備スペースを確保しておくことが可能になり、追加の配線や配管、機器設備の更新工事に備えられる点が大きなメリットです。

    Roxtec LabSeal™ は、必要部品を一つにまとめたキットでの納品となります。 詳しくは 製品ページ をご覧ください。

    私たちは安全なシール製品、サービス、ソフトウェアを通じて、いつでもお客様をサポートいたします。私たちのシーリングに関する専門的な知識をご活用ください。

    すべての画像

    rYWv06gCPxQI8o6iE6ft.webp?w=940&h=940
    Loading...

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    プレスリリース配信サービスページ
    Roxtec LabSeal™ 新製品のご紹介– 気密性に優れたケーブル・パイプ貫通部 | ロクステック・ジャパン株式会社