報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年9月22日 12:00
    有限会社DSR

    「敏感肌さんにはコレ!」ビタミンC6種を医学博士が解説

    敏感肌でもビタミンC美容液を使いたいあなたへ。本記事は6種のビタミンCを比較し、敏感肌向けの選び方をわかりやすく解説します。

    解説:医学博士 高岡(セラミド化粧品 シェルシュール開発者)

    ビタミンCとは

    ビタミンCは、肌のハリを保つコラーゲン生成を助け、シミの元となるメラニンの生成を抑え、皮脂を整えるなど、美肌に嬉しい効果が期待できる成分ですが、ビタミンC(ピュアビタミンCとも呼ばれる)は不安定で酸化しやすく、肌に浸透しにくい性質があります。

    そこで、安定性と肌への浸透性を高めた「「ビタミンC誘導体」が化粧品に使われることが多く、肌の中でビタミンCと同様の効果を発揮します。

    ※以下は代表的なビタミンC(1種+誘導体5種)を項目ごとに比較した表です。

    ビタミンC1種と誘導体5種:特徴一覧表

    刺激は製品に配合された時の濃度や、一緒に配合される成分によっても大きく変わりますので、参考程度にご覧ください。
    刺激は製品に配合された時の濃度や、一緒に配合される成分によっても大きく変わりますので、参考程度にご覧ください。

    アスコルビン酸の割合=成分の中に含まれる純粋なビタミンCの量を表しています。

    分子量=分子の大きさを示し、小さいほど肌に届きやすいです。目安は健康な肌で約600以下、肌のバリアが低下している(アトピーや傷など)場合は約800〜900まで透過することがあります。

    浸透力=基本的に分子量が小さければ浸透しやすいのですが、それ以外にも分子の形状、疎水性・親水性の程度や分子内の分布など様々な要因が関わってきます。

    ビタミンC 6種類の特徴

    1) ビタミンC(アスコルビン酸)

    化粧品表示名:アスコルビン酸
    アスコルビン酸の割合:100%/分子量:176.1
    特性:不安定で酸化しやすく、そのままでは浸透しにくい。
    評価:即効性★★★、浸透力★、持続力★、敏感肌おすすめ度★

    2) VCエチル(3‑O‑エチルアスコルビン酸)

    水溶性のビタミンC誘導体(アスコルビン酸にエチル結合)
    アスコルビン酸の割合:86.2%/分子量:204.18
    評価:即効性★★★、浸透力★★★、持続力★★★、敏感肌おすすめ度★

    3) VC‑IP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)

    油溶性のビタミンC誘導体(アスコルビン酸のテトラエステル);皮膚の酵素でアスコルビン酸に変換される
    アスコルビン酸の割合:15.6%/分子量:1129.76
    評価:即効性★、浸透力★★★、持続力★★★、敏感肌おすすめ度★★

    4) リン酸アスコルビルMg

    水溶性の誘導体;細胞膜のホォスファターゼでアスコルビン酸に分解され効果を発揮
    アスコルビン酸の割合:61%/分子量:289.5
    評価:即効性★★、浸透力★★、持続力★★、敏感肌おすすめ度★

    5) 3-ラウリルグリセルアスコルビン酸

    両親媒性でビタミンCとグリセリンの融合型
    特徴:セラミドを増やす、皮膚の神経線維の伸長抑制、保湿型で敏感肌向きとされる/美白効果も報告あり
    アスコルビン酸の割合:42.1%/分子量:418.5
    評価:即効性★、浸透力★★、持続力★★★、敏感肌おすすめ度★★★

    6) APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)

    リン酸型誘導体にパルミチン酸を加え親油性を高めた両親媒性タイプ
    アスコルビン酸の割合:31.4%/分子量:560.0
    評価:即効性★、浸透力★★★、持続力★★、敏感肌おすすめ度★★

    低濃度を毎日続けることで肌が整い、数週間〜数ヶ月で美肌効果が期待できます。まずは少量でパッチテストを行いながらお試しください。

    まとめ:敏感肌にはこのタイプのビタミンCがおすすめ

    敏感肌でビタミンCの美肌効果を狙うなら、バリア機能を整えやすい「3-ラウリルグリセルアスコルビン酸」がおすすめです。

    メラニン抑制については、一部の報告でアルブチンの1/10量で同等の効果が得られるというデータが示されています。

    ※使用前はパッチテストを行うことをおすすめします。赤みや刺激が出たら使用を中止し、必要なら医師に相談してください。

    ■会社概要

    創業者/開発者 髙岡 幸二

    大阪府出身。神戸大学卒。医学博士。
    元神戸大学バイオシグナル研究員。
    元奈良女子大学非常勤講師・バイオテクノロジーの研究員。
    化粧品・健康食品の開発。
    2024年10月に、サンエス石膏株式会社のグループに参画。

    会社名   :有限会社DSR
    代表者  :宮竹 二郎
    本社所在地 :大阪府吹田市江坂町1-23-101大同生命江坂ビル13階
    設立   :2002年12月4日
    事業内容 :化粧品の開発、製造、販売
    資本金  :300万円
    URL   :https://dsr-skincare.jp/

    ■DSRが運営しているショップやサイト

    敏感肌ナビ
    敏感肌,脂漏性皮膚炎,酒さ,ニキビのスキンケア情報を発信
    https://dsr-skincare.jp/blog/

    DSRオンラインショップ
    敏感肌のためのセラミド化粧品「シェルシュール」、敏感肌がときめくセラミド化粧品「ノーブルヒル」の2つの自社ブランドを販売
    https://www.dsr-co.jp/

    【DSR公式Amazonストア】
    シェルシュールやノーブルヒルの一部商品を取り扱い
    https://www.amazon.co.jp/stores/page/B3C6F6FF-A393-4A53-811D-8FB66F5A0AAA