プレスリリースの書き方

プレスリリースを書く前に

プレスリリースを書く!と決めた後、思い浮かんだ言葉をそのまま文章にしようとしていませんか? プレスリリースを出す最大の目的は、その内容に興味・関心を持ってもらい、結果、記事として取り上げられることです。記者が記事を書くために参考にしてもらえれば、そのプレスリリースはミッションを果たしたと言えるでしょう。そうである以上、まず読まれることが何より先決です。

プレスリリースをされる方に多い傾向として、あれもこれも、と複数の事柄を盛り込んでしまい焦点が定まらず、アピールしたいことが伝わりにくい文章になっていることがあげられます。また、プレスリリースは広告ではなく、自社のニュースをメディアを通じて「公」に「開示」することですので、あからさまに広告・宣伝じみた文句の文章は余り好まれない傾向にあります。情報過多の時代、「何がニュースなのか」訴求ポイントを抑えたプレスリリースが必要とされているといえるでしょう。

「発信者が伝えたい主旨がはっきり分かる」
「短くまとまりがあり、読みやすい」
「メリハリのある文章・構成である」
「時流にあったポイントがある」

などの要素が揃ってこそ記者が読みたくなるプレスリリースとなるのです。

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プレスリリースのタイミング

プレスリリースを発信する機会は、以下のようなものが一般的です。

  • 新商品 / 新サービスの発表
  • 調査結果の発表(市場調査など)
  • イベントやキャンペーンの開催
  • 既存商品やサービスの拡充(リニューアルなど)
  • 提携や合併、新会社設立
  • 業績の発表(利用企業○○社突破など)
  • 人事関連(社長交代など)

配信のタイミングは、商品やサービスについての発表は発売・開始日当日または数日前が一般的で(場合によっては更に繰り上がることもあります)、キャンペーン等については、掲載されるまでのタイムラグを考慮し、開始数週間~1・2ヶ月前が比較的一般的です。
配信後のフォロー(問合せ対応)がスムーズに実行できる環境が整っているか否かも、判断材料の1つであるといえるでしょう。

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プレスリリースの構成していく上で必要な情報を用意する

プレスリリースの本文を「順序立てて、わかりやすく」説明していくために、まずは5W5Hをまとめましょう。5W5Hはメディアがそのまま記事にしやすいポイントと言えるので、しっかりまとめておく必要がある部分です。

5W5Hとは?

■5W ■5H  
WHO(誰が) HOW(方法) どのように
WHAT(何を) HOW MUCH(金) 価格・売上目標・利益予想
WHEN(いつ) HOW MANY(数) 生産・販売目標など
WHERE(どこで) HOW LONG(時) いつ・いつから、いつまでに
WHY(なぜ) HOW in FUTURE(将来) 今後の経営方針、展開方法

次に、下記の項目をまとめ、「そのプレスリリースで何を伝えたいのか?」がより分かりやすくなるようにします。

  • (客観的)背景
  • (開発、企画などに至った)経緯
  • (新サービス、新製品の)特徴
  • (他社との)差別化ポイント

※これらに補足的に説明する資料(画像など)もあれば、より分かりやすいプレスリリースとなります

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プレスリリースを作成する上でのポイント

タイトルについて

タイトルを一見しただけでプレスリリースの内容がわかるよう、ムダを極力除き、必要な事を簡潔にまとめるよう心がけましょう。 メディアの記者や編集者の方々が関心のありそうなキーワードがあると、より興味を持ってもらえます。
また、世の中・業界ごとの時流も踏まえたキーワードも非常に有効です。
※インパクトを重視しすぎた広告的なタイトルは敬遠される傾向にあるため、誇大表現にならない程度を心がけてください。

本文について

本文はわかりやすい流れで、伝えたいことからピラミッド構造(見出しという最も短く、プレスリリースの内容を端的に表したフレーズをピラミッドの頂点にとらえ、見出し、本文と次第に説明が長くなる構造)を意識して作成していきます。

基本事項:5W5Hを元に、先ほどまとめた具体的な思索や経緯等、商品(サービス)の特徴や機能説明などを、日時・年号・販売価格・サイズ等、数字データといった正確性を盛り込みつつ、出来るだけわかりやすく簡潔に内容を絞って作成していきます。
また、できるだけ情緒的な表現は極力避け、プレスリリースの内容を補足的に説明する資料(詳細な背景データ(比較表等)や画像など)を使って視覚的効果を利用し、説得力をもたせ訴えかけるというのも一案です。
ボイラープレート(毎回決まった文言で必ず紹介する会社・製品案内)などは、「参考資料」として、 問合せ欄以下に配置するのも良いでしょう。

※枚数について
前述のようにメディアの記者の方は毎日膨大のリリースに目を通しています。掲載されるようにするためには、これらのポイントを押さえ、A4ファイル2枚程度にまとめるのが一般的です。

本文について

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実際の記入手順

では実際のプレスリリースを例に、具体的にどのように表現していけばよいか見てみましょう。

1.文頭

「プレスリリース/Press Release/報道関係各位…等」、「日付」、「会社名」を記入します。 レターヘッドのように定形となっているので、各項目を下記のようにそのまま当てはめます。

1.文頭

2.タイトル

前述の通り、タイトルを一見しただけでプレスリリースの内容がわかるよう、ムダを極力除き、必要な事を簡潔にまとめるよう心がけましょう。
インパクトを重視するあまり広告色が強くなりすぎると、記者に敬遠される傾向にあるので注意が必要です。

2.見出し

3.見出しとリード(第一段落、冒頭の一文)

この部分だけでプレスリリース内容がほぼ把握できるよう、簡潔に概要を記述します。
記者の中にはまずこの部分だけを見て内容を深く読み込むか判断される方も多いので、「この第一段落を読んだだけでリリースの趣旨がわかるかどうか」が最大の要となります。

3.見出しとリード(第一段落、冒頭の一文)

4.本文

新商品や新サービスなどの特徴・概要説明・補足説明・今後の展望などを述べます。
画像や図表を見せたい場合や説明文が長くなってしまう場合は、より見やすいプレスリリースにするため文中にURLを盛り込み誘導する、もしくはファイル添付オプション等を利用すると良いでしょう。

※ファイル添付オプションはメール原稿の場合、ページの最下部に「付帯情報」として該当画像のURLが張られます。FAX原稿の場合、原稿の中の任意の位置に挿入されます。

4.本文

5.文末

会社概要やプレスリリース内容に関する問い合わせ先・対応担当者名を明記します。
「会社概要」は必須ではありませんが、所在地や代表者、事業内容などを明示する事により企業認知度向上や信頼感へも繋がります。
「問合せ先」は、貴社と媒体を繋ぐ窓口になるものです。これはプレスリリースを読んだメディアの方が、その内容について興味を持った際に詳細の お問合わせをしてくることが往々にしてあるため、対応連絡先として必ず忘れずに記述をしてください。

5.文末

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作成したプレスリリースを考察する

出来上がったプレスリリースを読み返し、まずは5W5Hをしっかり押さえているか確認します。 その上で、自分がそのプレスリリースを初めて読む記者の気持ちになって、「発信者が伝えたい主旨がはっきり分かる」「短くまとまりがあり、読みやすい」「メリハリのあの文章・構成である」、この3点を押さえているか確認しましょう。社内で他部署の方などに見てもらい、意見を聞いてみるのも非常に有効です。また、実際に配信されている様々なプレスリリースと読み比べることにより、プレスリリースの書き方がより明確にわかってくるでしょう。

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最後に

プレスリリースは、「わかりやすく」「簡潔に」「どういった特徴があるのか」「客観的視点で」記述する事が最も大切であると言えます。プレスリリースの書き方に正解はありません。サービスや商品に対する思いを込めて構成しましょう。

※@Pressではプレスリリースの原稿をお客様に代って作成する「原稿作成オプション」を提供しております。

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