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報道関係者各位
プレスリリース

2014.09.04 10:00
株式会社ドンドンアップ

 毎週水曜日に商品が10段階で値下がりし、どんな服でも全て断わりなしで買い取り、店頭に出せない衣類や売れ残った衣類は一切廃棄せず東南アジアやアフリカに輸出して環境配慮活動を行うなど独自のビジネスモデルで全国64店舗、海外1店舗をチェーン展開している古着店「ドンドンダウン オン ウェンズデイ(以下 ドンドンダウン)」を運営する株式会社ドンドンアップ(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:岡本 昭史)に、フランチャイズ加盟している有限会社ティッピラグ(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:植木 勝也)が、2014年9月12日(金)、古着のメッカともいえる高円寺に「ドンドンダウン オン ウェンズデイ 高円寺店」をオープンいたします。

ドンドンダウン オン ウェンズデイ 高円寺店
ドンドンダウン オン ウェンズデイ 高円寺店

■消費者の意識の変化と市場動向
 古着ビジネスは2005年頃から急成長してきました。長引く不況による消費者の節約志向やエコ意識の高まりに加え、ネットでの中古品売買普及による抵抗感の薄れが後押ししてきました。
 こうして30代半ばの団塊ジュニア世代を中心に、自己表現アイテムとして「古着MIX」(流行の服に古着を合わせて楽しむ)が若者世代に定着し、さらに「流行の服を新品で買うには勇気がいるが中古品なら失敗してもいいや」というお試し感覚で買い物をする40~50代の中高年世代に客層が広まってきています。
 とはいえ、日本の衣類は回収したうち約74%が焼却処分され、リユースにまわるのは約13%程度と言われており(調査:独立行政法人 中小企業基盤整備機構)、韓国のリユース率80%、ドイツの50%、アメリカ合衆国の25%と比べると著しく低く、古着後進国と言えます。
 そこで不要な服を再利用する仕組み、市場に還流させるインフラとして古着リユース業態がその一翼を担う存在となりました。調査会社によりますと、市場は2010年の3,397億円から、2015年には4,100億円に拡大すると予測されており(調査:矢野経済研究所)、さらに将来的には8,000億円まで伸びる可能性があるとされています(調査:船井総合研究所)。


■ドンドンダウンの特徴
(1) 毎週水曜日に値段が10段階でドンドンダウン
 ドンドンダウンの商品タグは2種類あります。ひとつは野菜や果物のイラストが描いてある通称「野菜タグ」。もうひとつは、値段が記載された「青タグ」です。
 「野菜タグ」の商品は、毎週水曜日に値段が10段階でドンドンダウンします。これにより、お客様は、気に入った商品を今買うか、安くなるのを待つか、待っている間に他の人に取られてしまうかを判断しなければならず、ワクワクドキドキ、ゲーム感覚で駆け引きを楽しむことになり、お客様が価格を決める「逆オークション」と言えます。古着の価値観は人によって違いますので、価値や値段を売り手だけで決めるのではなく、買い手に見出してもらおうという仕組みだとも言えます
 なお、「青タグ」の商品は、当社指定ブランド及び買取強化ブランドの衣類や服飾雑貨で、値段は一定ですが、これも毎週水曜日に20%offになります。

(2) ドンな服でもドンドン買取 - 買取率100% -
 ドンドンダウンでは、お客様から持ち込まれた衣類を全て断り無しで買い取っています。一部のブランドアイテムについては1点毎の査定です。そのほかの特に人気のある衣類は500円/kg(毎週月・木曜日は1.5倍の750円/kgで買い取る特別日)、一般の衣類は50円/kg、店頭に出る予定がなく海外に輸出する衣類は10円/kgと重さによる量り買いとなっています。
 古着店に限らずほとんどのリサイクルショップでは、売れそうにないものは買い取りを断るのが普通です。しかし、買い取ってもらうことを期待して来店したお客様にしてみれば、買い取りを断られた商品を持って帰るのは面倒です
し、嫌な気分にもなります。そのため、お客様は予め自ら仕分けなければなりませんがそれも面倒で諦めてしまいます。
 多くの方はそうした経験があり、億劫になってタンスの肥やしのままになっていたり、廃棄してしまったりしているようです。当店では全品買い取りですから、そのような不快な思いや面倒な思いをさせず、結果、多くのお客様が気軽に古着を持ち込んできます。

(3) 店舗で販売できない状態の商品を海外輸出
 買い取った古着のうち店舗で販売できない状態の商品や売れ残った商品は、廃棄することなく、一旦、国内の倉庫に集め、マレーシアの提携業者に輸出しています。そしてその提携業者は、商品を仕分けて、さらに東南アジアやアフリカなど20カ国以上に輸出しています。
 日本の古着は、着古した欧米品などよりも高品質でデザイン性も高いため、現地ではとても人気があります。また、損傷が激しいものでも「ウエス」や「反毛材」として再利用される為、廃棄するものはほとんどありません。
 ただ当社では、圧縮梱包や輸送で費用がかかるため、まだまだビジネスとして大きな収益を上げるには至っていません。それでも、廃棄処分代がかからず、ゴミ問題など環境負荷の低減につながると考え、社会貢献の意識で実施しています。この事業を店頭やチラシ、ホームページなどで一般に知らせ、古着リユースが環境や人の役に立つものだという共感の醸成に努めています。これによって当社の買い取り量を増やすことにもなります。
 なお、2013年度には約6,700トンの衣類を買い取り、その内約67%をマレーシア工場に輸出いたしました。


■新店舗概要
店舗名     : ドンドンダウン オン ウェンズデイ 高円寺店
フランチャイジー: 有限会社ティッピラグ
オープン    : 2014年9月12日(金)
所在地     : 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-24-9 2・3階
営業時間    : 平日12:00~21:00 土日祝11:00~21:00
          (買取受付:平日12:00~20:00 土日祝11:00~20:00)
定休日     : 不定休
店舗面積    : 約80坪
立地種別    : 駅近路面
物件形態    : ビルイン
取扱商品    : メンズ・レディース・ブランド古着、
          服飾雑貨(靴・バッグ・アクセサリー等)
店頭商品点数  : 約6,000点
特徴      : 古着店激戦区に立地
店舗URL     : http://dondondown.com


■会社概要
商号  : 株式会社ドンドンアップ
創業  : 1991年7月
設立  : 1997年8月
代表者 : 代表取締役社長 岡本 昭史
所在地 : 〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-3-6 2F
資本金 : 4億9196万1,000円(2014年3月現在)
従業員数: 177名(2014年4月末現在)
店舗展開: 1都1道2府22県及び1外国に66店舗(直営10店舗/FC56店舗)
      (2014年9月12日時点)
会社URL : http://dondonup.jp

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